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2026.3.6(fri)

新宿武蔵野館ほか全国順次公開

上映作品

空音央『まっすぐな首』

ヨルゴス・ランティモス『ニミック NIMIC』

ジョナサン・グレイザー『ザ・フォール THE FALL』、『ストラスブール1518 TRASBOURG 1518』

アリーチェ・ロルヴァケル & JR『都市の寓話 An Urban Allegory』

提供:JAIHO 配給:グッチーズ・フリースクール

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introduction

日本、アメリカ、ギリシャ、イギリス、イタリア…… 現代映画をゆるがす全く新しい感性たちが、短い時間に託した映像のエッジ。国もジャンルも越えて響き合う5つの作品が、見る者の身体と感覚を揺さぶる。ひとつひとつの映像に映画の未来が鼓動している。

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現代を撃ち抜く、映像の心拍

空音央、ランティモス、グレイザー、ロルヴァケル&JR–––

​世界が注目する映像作家たちによる、現代の "脈動" を切り取った5篇。

​言葉を超え、ジャンルを超える、ショートフィルムの最前線。

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空音央『まっすぐな首 』

ロカルノ国際映画祭 最優秀短編映画賞受賞

夢から目覚めると、首に激しい痛みが走っていた。女はいつもの朝の支度をしようとするが、日常のささいな動作すら困難で、痛みは容赦なく彼女を蝕んでいく。断片的な記憶、悪夢の残響、そして“動く”という行為そのものとの闘いに引きずり込まれていく、シュルレアリスム的オデッセイ。

2025年/日本・中国/11分
監督・脚本:空音央|製作:ローレンス・シャオ|原作:Momoe Narazaki|撮影:小田香|編集:永井愛華|録音・整音:松野泉|キャスト:安藤サクラ、北方こだち

空音央
東京とニューヨークを拠点に活動する映画監督、アーティスト、翻訳家。短編映画『鶏/The Chicken』(志賀直哉原作)が2020年ロカルノ国際映画祭でプレミア上映され、ニューヨーク映画祭など世界各地で高く評価された。『Filmmaker Magazine』誌で「インディペンデント映画界の新たな顔25人」に選出され、2022年にはサンダンス映画祭の脚本・監督ラボフェローに参加。初長編映画『HAPPYEND』(2024)はヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映された。

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ヨルゴス・ランティモス『ニミック NIMIC』

妻と3人の子供がいるチェロ奏者の男は、オーケストラのリハーサルの帰り、地下鉄の中で奇妙な女と遭遇する。その女は男の言動を真似して家族に溶け込み始め、男の居場所はなくなっていく。ヨルゴス・ランティモスが描く、静かで不気味な“乗っ取り”の寓意劇。

2019年/ドイツ・アメリカ・イギリス/12分
監督:ヨルゴス・ランティモス|脚本:エフティミス・フィリップ、ヨルゴス・ランティモス|製作:アダム・ソワード|原案:デイヴィッド・コルブス|撮影:ディエゴ・ガルシア|編集:ドミニク・リュン、ヨルゴス・マヴロプサリディス|出演:マット・ディロン、ダフネ・パタキア

ヨルゴス・ランティモス
1973年ギリシャ・アテネ生まれの映画監督・脚本家。不条理と冷徹なユーモアで知られ、『籠の中の乙女』でカンヌ「ある視点」部門グランプリを受賞。以降『ロブスター』『聖なる鹿殺し』『女王陛下のお気に入り』などで国際的評価を獲得し、『哀れなるものたち』ではヴェネツィア金獅子賞を受賞。最新作はエマ・ストーン主演のブラックコメディ『ブゴニア』。現代社会の不条理を独自の美学で描く鬼才。

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ジョナサン・グレイザー『ザ・フォール THE FALL』

フランシスコ・ゴヤ《理性の眠りは怪物を生む》に着想を得た、静かで不穏な短編。吊るされた男、仮面の群衆、息をひそめるような沈黙。秩序と暴力、崇拝と恐怖のあわいに、私たちは何を見るのか。『関心領域』のジョナサン・グレイザーが映像と音で放つ、言葉なき“落下”のビジョン。

2020年/イギリス/7分
監督・脚本:ジョナサン・グレイザー|製作:バグス・ハートリー、アッシュ・ロックマン|撮影:トム・デベナム|編集:ポール・ワッツ|音楽:ミカ・レヴィ|キャスト:ジェームズ・アダムス、スチュアート・アンダーソン

ジョナサン・グレイザー
1965年ロンドン生まれの映画監督・脚本家。レディオヘッドやジャミロクワイのMVで注目され、映画『セクシー・ビースト』で長編デビュー。『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』で唯一無二の映像世界を確立し、『関心領域』(2023)でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞。人間の孤独や暴力性を冷徹に見つめる作風で知られる。

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ジョナサン・グレイザー『ストラスブール1518 STRASBOURG 1518』

1518年、ストラスブールの街を突如襲った謎の現象。人々は踊り続け、倒れてもなお踊り、命を落とす者すらいた。「踊りのペスト」と呼ばれたその史実に着想を得て、現代を代表するダンサーたちと“隔離の中で”つくられたコラボレーション作品。

2020年/イギリス/10分
監督・脚本:ジョナサン・グレイザー|製作:バグス・ハートリー|撮影:ダリウス・コンジ|編集:ポール・ワッツ|音楽:ミカ・レヴィ|キャスト:伊藤郁女、ジェルメーヌ・アコニー、ボティス・セヴァ、アンドレイ・ベレジン

ジョナサン・グレイザー
1965年ロンドン生まれの映画監督・脚本家。レディオヘッドやジャミロクワイのMVで注目され、映画『セクシー・ビースト』で長編デビュー。『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』で唯一無二の映像世界を確立し、『関心領域』(2023)でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞。人間の孤独や暴力性を冷徹に見つめる作風で知られる。

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アリーチェ・ロルヴァケル&JR『都市の寓話 An Urban Allegory』

プラトンの『洞窟の比喩』では、彼はこう問いかける。もし囚人のひとりが鎖を解き、洞窟の外へ逃れたら、何が起こるのか? そしてもし、その囚人が7歳の小さな男の子だったとしたら? アリーチェ・ロルヴァケルとアーティストJRが生み出す、夢と現実のあわいに浮かぶ静かな映像詩。

2024年/フランス/21分
監督・脚本:アリーチェ・ロルヴァケル & JR|製作:アレクサンドラ・エノクスベルク、ピエール=フランソワ・ピエ、マーク・アズレイ|撮影:ダリア・ダントニオ|編集:ネリー・ケティエ|音楽:トーマ・バンガルテル|キャスト:ナイム・エル・カルダウイ、リナ・クードリ、レオス・カラックス

アリーチェ・ロルヴァケル
1981年トスカーナ生まれの映画監督・脚本家。詩的で寓話的な語り口を特徴とし、『夏をゆく人々』でカンヌ国際映画祭グランプリ、『幸福なラザロ』で脚本賞を受賞。『無垢の瞳』はアカデミー賞短編実写映画賞にノミネート。最新作『墓泥棒と失われた女神』では現代と神話の境界を描き出した。

JR
1983年フランス・パリ生まれのストリートアーティスト/映像作家。巨大なポートレートを都市空間に貼るプロジェクトで知られ、社会や人間の存在を可視化する作品を世界各地で展開。アニエス・ヴァルダと共同監督した『顔たち、ところどころ』(2017)はアカデミー賞にノミネート。2024年『都市の寓話』ではアリーチェ・ロルヴァケルと再タッグを組んだ。

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